伝説のシンセサイザーを再構築。ボイス数を拡張し可能性を拡張。
コルグは新しい wavestate mk II を発表することになりました。オリジナル wavestate、wavestate SE、wavestate native ソフトウェアのサウンドとサンプル、優れた多数のサードパーティ・ライブラリにも完全対応し、アップデートされたサウンドとソフトウェアが常に新鮮さを保ちます(これらはオリジナルの wavestateでも利用可能です)。
37 個のフルサイズ鍵盤を備えたコンパクトな筐体は、簡単に持ち運びができ、あらゆるステージ、スタジオ、デスクトップのセットアップにすっきりと収まります。
オリジナルwavestate、wavestate SE、wavestate nativeソフトウェアのサウンドとサンプル、優れた多数のサードパーティ・ライブラリにも完全対応し、アップデートされたサウンドとソフトウェアを搭載。ボイス数もステレオ96ボイスに拡張されました。
▷ウェーブ・シーケンシング2.0
▷わかりやすいコントロールによる広範なモジュレーション
▷数ギガバイトの大容量サンプル内蔵
▷MS-20やPolysixなど、モデリング・フィルター搭載
▷ステレオ96ボイス
■■ウェーブ・シーケンシング 2.0■■
WAVESTATION では、ウェーブ・シーケンスの各ステップにデュレーション(長さ)、サンプル、ピッチを割り当てることができました。これによりキャッチーなパターンが作れましたが、パターンは延々と繰り返すだけの再生方法でした。単に繰り返すだけではなく、再生方法をもっとオーガニックに、予想外の方法で変化させられるとしたら...?
ウェーブ・シーケンシング 2.0 では、タイミングとサンプル、そしてメロディ(ピッチ)を別々のトラックに分離しましたので、それぞれを個別にコントロールできます。また、シェイプやゲート・タイム、ステップ・シーケンサー・バリューといった新たな要素も追加しました。このそれぞれを「レーン」と呼び、各レーンは別々のステップ数をはじめ、スタートやエンド・ポイント、ループ・ポイントを設定できます。
ノート・オンでシーケンスがスタートし、各レーンからの情報でサウンドが構成されます。サンプルは別々のデュレーション、ピッチ、シェイプ、ゲート・タイム、ステップ・シーケンサー・バリューで発音する場合もあります。また、各レーンのスタートやエンド、ループ・ポイントをベロシティや LFO、エンベロープ、Mod ノブなどのコントローラーで個別にモジュレーションさせることもできます。これにより、コードの各音が別々に変化していくサウンドも作り出せます。
また、リアルタイム・コントロールで各レーンのステップの順序をランダム化させることも可能です。さらに、0 100%のプロバビリティをモジュレーションすることにより、ステップをランダムにスキップさせることもできます。こうして得られるサウンドは、リアルタイム・コントロールで刻々と変化するオーガニックなものになります。また、4 系統のアルペジエイターでウェーブ・シーケンスを変化させることもできます。
■■膨大なサンプル、ステレオ 96 ボイス■■
合計数ギガバイトにも及ぶ wavestate のサンプル・ライブラリーは、オリジナルの WAVESTATION の数千倍もの大容量です。つまり、ウェーブ・シーケンスの材料となるサンプルが膨大にあるということです。
サンプル・バンクには、Plugin Guru の手による高品質なサンプルや、コルグの新規サンプルに加え、NAUTILUS、KRONOS や KROME から厳選されたライブラリーもあります。もちろん、WAVESTATION に内蔵されていたサンプルと、オプションの PCM カードに収録されていたサンプルもすべて内蔵しました。これらの膨大なサンプルは、コルグ独自のアンチエイリアシング・サンプル・プレイバック・テクノロジーによるクリアなサウンドで最大ステレオ 96 ボイスまで使用できます。
■■詳細情報■■
鍵盤:37 鍵(ベロシティおよびリリース・ベロシティ対応)
音源システム:Wave Sequencing 2.0
最大同時発音数:96 ステレオ・ボイス
サウンド:261 パフォーマンス、799 プログラム、1,042 ウェーブ・シーケンス
電源:AC アダプター(DC12V、2500mA)
外形寸法:565 (W) x 338 (D) x 92 (H) mm
質量:2.9 kg
付属品:AC アダプター KA-390VI
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