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ARP 2600 FS
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2020年に限定商品として発売されたシンセサイザー「ARP 2600-FS」が、数量限定で再生産!
※本製品は特大型商品につきハードケースを梱包資材に採用しております。輸送中、ケースに擦り傷等が付く場合がございますが返品・交換は出来かねますのでご了承ください。
※特大商品のため別途送料をご連絡致します。
ARP ODYSSEYに続き、米ARP Instrument社の共同創業者であるDavid Friend氏をアドバイザーに迎え、また創始者である故Alan R. Pearlman氏に敬意を込めて、APP 2600オリジナルの回路を忠実に再現。
ARPならではの安定したオシレーターをはじめとする充実のモジュール群はもちろん、スプリング・リバーブや内蔵スピーカーに至るまで完全に再現しています。さらに2世代切り替え可能なフィルターやXLRバランス・アウトなどの新機能に加え、ARP 3620デュオフォニック・キーボードにはアフタータッチやアルペジエーター/シーケンサーも追加。
また、日本で生産されるこのARP 2600 FSには、本体とキーボードをまとめて収納・運搬できるキャスター付き専用ハード・ケースもセットになっています。
■■すべてを備えた、トータル・パッケージ■■
ARP 2600は単なるシンセサイザーではありません。完結したサウンド・デザイン・スタジオです。各モジュールが分離したモジュラー・シンセとしての自由度の高さと、制作またはパフォーマンスのための楽器に求められる直感性を同時に備えています。
豊富なオシレーターやEG、フィルター、アンプに加え、スプリング・リバーブや1ペアのモニター・スピーカーを搭載。他にもリング・モジュレーター、ラグ&ボルテージ・プロセッサー、エンベロープ・フォロワー、オーディオ・プリアンプ、クロック同期スイッチ、ノイズ・ジェネレーター、サンプル&ホールド・モジュール、シグナル・インバーター、AUXミキサー、マルチプル・ジャックなどを備え、ビンテージ・モジュラー・システムならではの多彩な音作りが可能です。
ARP 2600 FSには、これら多彩なモジュールが、オリジナル同様の堅牢なレザー貼り木工ケースに全て収まっています。
■■スピーディで、ディープな、セミモジュラー■■
ARP 2600は、フロントパネルのほとんどのスライダーやスイッチがそれぞれ特定のコントロール・ソースとあらかじめプリパッチされています。そのためパッチ・ケーブルを使用しなくてもすぐにARP 2600を演奏することが可能。もちろん、パッチ・ケーブルを使って内部接続をキャンセルし、自由なパッチングによる音作りの可能性も無限に備えています。
また、接続可能なシグナル・フロー図がフロント・パネルに分かりやすくプリントされています。
■■精密なパッチベイ■■
ごく初期のモジュラー・シンセサイザーではかさばる6.3mmのパッチ・ケーブルが多用されていましたが、ARP 2600では当時としては珍しい3.5mmジャックを採用しています。同じパネル面積でより多くのパッチ・ポイントを装備でき、これが多彩な音作りを可能にしました。
ほとんどのパッチ・ポイントは各モジュールのコントロール類の下に配置され、音作りや演奏の際にパネルが見やすく、パッチ・ケーブルが邪魔にならず、高い操作性をキープしたまま、複雑な音作りを可能にします。もちろん、各モジュールは他のモジュラーやユーロラック・モジュラーとの接続も可能です。
■■改良した3620デュオフォニック・キーボード■■
ARP 2600 FSでは、ARP 2600のキーボードとしては後期型となる3620キーボードを復刻。ポルタメント内蔵、2ボイスの演奏ができるデュオフォニックに対応し、トリガー・モードはシングルとマルチの切り替えが可能です。ビブラートはキーボードに内蔵のLFOでコントロールでき、LFO波形も3種類が使用できます。
また今回は、これらの機能やデザインを完全再現しつつ、さらに大幅に改良。コルグの誇るフラグシップ・シンセ・キーベッドを採用したフルサイズ49鍵は、新たにアフタータッチに対応しました。ビブラートのコントロールはもちろん、パッチングにより自由に効果をアサイン可能です。
さらにオリジナルにあったリピート機能を拡張し、アルペジエーターを新たに追加。パターンを入力して再生できるシーケンサー・モードも搭載しています。キーボードとメイン・ユニットの接続には8ピンDINケーブルを採用しました。
■■パワフルなプロセッシング機能■■
ARP 2600最大の特長といえば、各モジュールをパッチングして自由かつ複雑な音作りができるモジュラー構成。
1つのコントロール信号を分岐して複数のモジュールを同時にコントロールするのに便利な、並列接続タイプのマルチプル・ジャックも装備しています。3系統のボルテージ・プロセッサーはCVの変化をスケーリングできるほか、アッテネーターとしても活用できます。CVの変化を平滑化し、ゆっくりとした変化を作る出せるラグ・ジェネレーターも搭載しています。ノイズ・ジェネレーターはノイズの周波数成分をスライダーで連続可変でき、ホワイトからピンク、ロー・フリケンシーやそれぞれの中間など多彩なノイズを出力できます。エレクトロニック・スイッチは内部クロックまたはサンプル&ホールドのスピードなど、外部クロックに同期が可能。また、外部オーディオ信号の加工に便利なプリアンプとエンベロープ・フォロワーも搭載しています。
■■オシレーター・セクション■■
ARPシンセサイザーのVCOはチューニングの安定性の高さが特長です。3系統のオシレーターにはそれぞれイニシャルとファインのチューニング・スライダーを装備。現代の復刻モデルならではの滑らかなスライダー動作が、さらなるサウンドの追い込みを可能にします。
またどのオシレーターも通常の音源として使うだけでなく、LFOとしてモジュレーションにも活用可能(LFOはARP 3620キーボードにも内蔵しています)。各オシレーターとも複数の波形を同時に出力でき、波形はノコギリ波、矩形波、三角波、サイン波、パルス波を内蔵しています。また、オシレーター2と3はパルス波のパルス幅を調節でき、オシレーター2はPWMも可能です。オシレーター同士をオーディオ領域でモジュレーションさせて、アナログのFMサウンドを作り出すこともできます。
■■フィルター・セクション■■
ARP 2600は4ポール(-24dB/Oct)のVCFを搭載しています。オシレーターと同様、フィルターにもファイン・チューニングのスライダーを装備し、フィルターを発振させた際のピッチ調節に活用できです。フィルターの入力ミキサーには各オシレーター、ノイズ・ジェネレーター、リング・モジュレーターからの出力が立ち上がっています。
オリジナルのARP 2600は、生産時期により様々な仕様変更が行われていました。外装の変更もあれば、サウンドにより直結した変更もありました。フィルターは大別して2つの世代に分かれ、今回のARP 2600 FSではその両世代のフィルター回路を搭載。TYPEスイッチで切り替えることができます。
■■エンベロープ・ジェネレーター■■
ARP 2600には2基のEGが搭載されています。1つは4ステージ構成のADSRエンベロープ、もう1つは2ステージのARエンベロープです。キーボードを使用せずともエンベロープを手動でスタートできるマニュアル・スタート・ボタンも装備しています。エンベロープ・モジュールからはゲートとトリガーの両方の信号が出力でき、他のモジュラーやユーロラック・モジュラーとパッチングするのに活用できます。
■■アンプ・セクション■■
VCAセクションでは出力レベルを調節できます。コントロール入力にはリニア(CV変化が比例関係)入力とエクスポネンシャル(CV変化が指数関係)のジャックをそれぞれ装備。イニシャル・ゲイン・スライダーではVCAの常時出力(VCAのCVのオフセット電圧)レベルを調節できます。
■■スプリング・リバーブから、スピーカーへ■■
VCAから出力されたオーディオ信号は、ステレオ・ミキサー・セクションから、ARP 2600のサウンドを特徴づける内蔵のスプリング・リバーブ・タンクを通ります。そこからメイン・アウトプットやヘッドフォン端子、またフロントパネルに取り付けられた内蔵のL/Rスピーカーに送られます。巨大なフルサイズならではのサウンドの圧力を、外部モニターと接続することなく一身に体感できます。
■■プラグイン、そしてプレイ■■
今回のARP 2600 FSは、メイン・オーディオ・アウトとして2系統(L/R)のXLR端子を新たに搭載。レコーディング機器やPAなどとDIボックスやラインマッチング・トランス不要でダイレクト接続が可能です。
またMIDIはDINコネクターのIN、OUT、THRUのほか、USBも追加しています。フットスイッチ端子は3620キーボードに3系統装備し、ポルタメントのオン/オフや2ノートのインターバル・ラッチなどをハンズフリーで操作できます。また、本体フロントパネルには外部オーディオ信号の加工に便利なプリアンプ入力ジャックも装備しています。
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