アッテヌバーターやクロス・フェーダーを備えたCVプロセッサー2基で構成されるモジュール。
Model 257 Dual Control Voltage Processorは2つの同じCVプロセッサーで構成されており、それぞれ以下の方程式に従ってCVを出力します。このCVの電圧値は入力する複数のCVの電圧値と3つのノブの設定により決まります。
(Va x K) + ((Vb x (1-M)) + (Vc x M)) + V offset = V_out
このモジュールで可能な代数的操作は、加算、減算、スケーリング、反転、乗算です。また、CVを使って2つの入力したCV間をクロスフェードする機能が組み込まれています。
【アッテヌバーター】
[Va Input]端子(パネル左端)は[K]ノブ(アッテヌバーター)へ入力するCVの入力端子です。
[K]ノブは、[Va]端子に入力されたCV(Va電圧)を正(プラス)または負(マイナス)にスケーリングすることができます。
【クロス・フェーダー】
[Vb Input]端子(パネル左から 2 番目))はクロスフェーダーの左側への入力端子です。
[+. 5 ]スイッチは [Vb]端子に入力されたCV(Vb 電圧)に 5V を加算します。
[Vc Input]端子(パネル左から 4 番目) はクロスフェーダーの右側への入力端子です。
-M は[M]ノブの位置によって Vb電圧 を 1 から 0 にスケールします。
M は[M]ノブの位置によって Vc電圧 を 0 から 1 にスケールします。
[-M/M Input]端子(パネル左から3番目=中央)は Vb 電圧 と Vc 電圧の間でクロスフェードできます。
[M]ノブの位置と -M/M Inputに入力した電圧が加算されクロスフェードの位置をコントロールします。
【オフセット】
[V offset ]ノブを回して Va電圧 + Vb電圧 + Vc電圧の任意の組み合わせに0〜10Vを加算します。
【出力】
[Vout]端子(パネル右端)はアッテヌバーターの電圧、クロスフェーダーの電圧、オフセットの電圧がすべて加算された電圧です。
幅:14HP
奥行き:25mm
消費電流:+12V : 45mA / -12V : 22mA
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